なぜゲームにすると英語が出るの?海外教育と実践から考える理由

「ゲームにすると、子どもがよく話す」
英語を教えていると、そんな場面に出会うことがあります。

でも、なぜゲームだと英語が出るのか?
ここに興味を持ち、調べていくと海外の教育サイトにヒントを見つけたので記事にしてみました。

この記事では、

  • 小学2・3年生に行った実体験
  • 海外の教育記事(Edutopia / TeachTCI / Prep Academy Tutors)

をもとに、
ゲームが英語学習に効果的な理由を整理します。


目次

実際に起きたこと:ゲームにしたら英語が出た

お金の言い方(100円・1000円)を扱う活動で、
True or False ゲームとお買い物ゲームを取り入れました。
▶︎お金を使ったクリスマスアクティビティはこちら

  • 金額を聞いて判断する
  • 正解するとお金がもらえる
  • 集めたお金でオーナメントを買う

すると、
英語を「使おう」とする姿勢が明らかに変わりました。

間違いを怖がるより、
「当てたい」「買いたい」という気持ちが先に立ち、
自然と英語に向かっていく様子が見られました。


理由①:ゲームには「参加したくなる要素」がある

教育メディア Edutopia では、
ゲームが学習に与える影響について、次のように説明しています。

  • 明確な目的がある
  • 自分で判断・選択する場面がある
  • 感情が動く(楽しい・悔しい・やりたい)

こうした要素がそろうことで、
学習は「やらされるもの」から
「自分が参加したいもの」 に変わるとされています。

クリスマスツリーを作る活動でも、

  • 正解するとお金がもらえる
  • 次のゲームにつながる
  • 最後にツリーが完成する

という流れが、
子どもたちの参加意欲を自然に引き出していました。
また、最初に完成したクリスマスツリーを見せたことで、より目的が明確になったようです。


理由②:ゲームが「学習として成立」している

教師向けの教育サイト TeachTCI では、
ゲームを効果的に使うための条件として、

  • 学習目標が明確であること
  • ルールがシンプルであること
  • 全員が参加できること

が重要だと述べられています。

今回の活動では、

  • 学習目標:お金の言い方を理解する
  • ルール:True / False → 正解で100円
  • 参加:全員が考えて答える

という形で、
「遊び」ではなく「学習としてのゲーム」 になっていました。

そのため、
英語を使うこと自体が活動の一部として自然に組み込まれていました。


理由③:ゲームは「やる気」と「記憶」に残りやすい

海外の教育者向けサイト Prep Academy Tutors では、
ゲームを取り入れた学習の特徴として、

  • 集中力が高まる
  • 楽しい経験として記憶に残りやすい
  • 学びへの意欲が高まる

といった点が挙げられています。

今回の活動でも、

  • いくら集めたか
  • どのオーナメントを買ったか
  • どんなツリーを作ったか

といったことを、
子どもたちはよく覚えていました。

楽しい経験として残ったことが、
英語への前向きな気持ちにつながっていたように感じます。


だからゲームにすると、英語が出る

今回の実践と海外記事を重ねると、
次のことが見えてきます。

  • ゲームには「やりたい理由」がある
  • 英語はその目的を達成するための道具になる
  • 正解より「参加すること」が大切になる

その結果、
英語を話すことへの心理的なハードルが下がるということになるのではないでしょうか。。



まとめ

ゲームは、
英語を「勉強」から「使うもの」へ変える力を持っています。

海外の教育記事でも示されているように、

  • 目的
  • 感情
  • 参加

がそろうと、
子どもは自然と学びに向かうと感じます。

実体験と海外の視点を組み合わせながら、
「なぜその活動がうまくいったのか」
を言葉にしていくことが、
これからの英語アクティビティづくりのヒントになりそうです。


参考にした海外記事

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この記事を書いた人

Maron(まろん)です。
大学時代に1年間の留学を経験し、TESOL を取得。TOEIC 935点。
その後、塾講師・オンライン塾講師・公立小学校教員・特別支援学級の非常勤など、約14年間教育に携わってきました。
海外の教育理論や実践を、日本の家庭や学校にも届け、学びの幅が広がるきっかけになればと思い発信しています。

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